飲食店 バイト 慣れるまでの時間

飲食店のアルバイト。キッチンで働くということ。

飲食店のバイトに慣れるまでの期間は3ヶ月だと思う理由


 

緊張している新人のアルバイトに対して先輩のアルバイトが「最初は大変かもしれないけど、慣れだから。しばらくすれば大丈夫」と言っている光景が飲食店ではよく見られます。(実は、ボクもよく言ってますが)

 

きっと、今日も日本中の多くの飲食店で、「慣れだから」という言葉が使われていることでしょう。

 

では、飲食店のバイトに慣れるまでの期間は、一体どれくらいの期間なのでしょうか?

 

この質問にファミレスと居酒屋のキッチンで掛け持ちバイトしているボクが、具体的に解説します。

 

ここではキッチンの仕事についてお話しますが、ホールの仕事にも共通するところがありますので、ホールでアルバイトすることを考えている人にもお役に立てるかもしれません。

飲食店のバイトに慣れるまでの期間は、3ヶ月くらい?

ボク自身の経験と新人アルバイトを数十人は見てきた経験から言うと、飲食店のバイトになれるまでの期間は、平均で大体3か月くらいかなという印象です。ただし、あくまでも平均であって、人によって期間に違いがあります。

 

また、ここで言う「慣れる」とは、1人前になる(一通りのことができるようになる)までの期間という意味です。

慣れるまでの期間はシフトの入り方による

慣れるまでの期間が人それぞれな理由は、シフト(スケジュール)が人によって違うからです。

 

たくさんシフトに入っている人と、そうでない人を比べると、やはり慣れるまでの期間が違ってきます。

 

例えば、

Aさん|週4日 1日5時間のシフト

 

 1週間の合計労働時間=20時間

 

Bさん|週2日 1日4時間のシフト

 

 1週間の合計労働時間= 8時間

AさんとBさんの1週間の労働時間がこれだけで違えば、当然慣れるまでの期間も8変わってきますよね。

 

人によって違うという意味は、こういうことです。(他にも理由はありますが、それはまた別の機会にお話します)

 

飲食店バイトの「慣れる」は、5段階

ボクは飲食店のバイトに慣れる(1人前になる)までには全部で5つの段階があると考えています。

 

それでは、ひとつずつみていきましょう。

 

カッコの中は、週3回、1日4時間のシフトでバイトした場合の目安期間です。

1.店の雰囲気や風景、人間関係に慣れる(1週間~10日)

「慣れる」の第1段階は、店自体に慣れることで、2つ要素があります。

 

1.店の雰囲気や風景

 

2.人間関係

 

アルバイトの初出勤からしばらくの間は、バイトに行くのにドキドキして緊張してしまいがちですが、職場の光景が徐々に見慣れたものになっていけば、多少は緊張もやわらいでいくものです。

 

アルバイトを続けていく上で重要なのが人間関係です。初めは会う人すべてが見ず知らずの他人なわけですが、数回出勤すれば、次にバイトに行った時には知った顔の人ばかりになるので、これもまた緊張をやわらげてくれますよね。

 

大体、同じ曜日の同じ時間帯には同じアルバイトが働ていることが多いです。

 

もちろん、ほんの数回かしか会ってないので、深いお付き合いとまでは言えませんが、それでもバイト初日と比べると緊張の度合いに差があるはずです。

2.1ポジションの仕事を1人でできるようになる(1週間~2週間)

「慣れる」の第2段階は、1ポジションの仕事を1人でできるようになることです。

 

ファミレスや居酒屋のキッチンはいくつかのポジションに分かれています。バイトを始めてから数回程度は、社員か先輩バイトがトレーナーとして付いてトレーニングをするのが普通です。

 

そこで、まずは1ポジションを基本的には1人でできるように調理の仕方を教えてくれます。そして、調理の仕方を覚えたら、次からは1人でそのポジションの仕事を任せられます。

 

トレーナーが横にいないと不安になるかもしれませんが、反面、常に横で誰かに見られ続けるというプレッシャーから解放される時でもあります。

3.仕事を一通り覚える(2ヶ月)

「慣れる」の第3段階は、キッチン全体の仕事を一通り覚えることです。

 

一通りとは、全ポジションの仕事を含めて、自分が入っている時間帯のキッチンの仕事は何でもできるようになるということです。

 

これでキッチンの仕事に関して知らないことは何もないという状態になり、少し心に余裕ができてくる頃ではないでしょうか。

4.体が勝手に動くようになる(2ヶ月半)

「慣れる」の第4段階は、お客さんからのオーダーが入ってきたら、いちいち頭で考えなくても体が勝手に動いてくれる状態です。

 

仕事を覚えたての頃、オーダーが入ってきても少し考えてからでないと調理に移れない、何をすればいいのか分からないという時期があります。

 

ですが、何回も同じ料理を調理していくうちに自然と体が覚えていきますので、いちいち考える必要がなくなり、それまでの同じ時間働いた時に比べて精神的に楽に感じられるようになります。

5.ピークに慣れる(3ヶ月)

「慣れる」の第5段階、最終段階はピークに慣れることです。

 

飲食店の仕事のきついところ、大変なところはピーク時だとボクは思います。週末や祝日のランチタイムやディナータイムは、やっぱり忙しくて大変です。

 

でも、これも慣れなんですよね、結局。

 

慣れてくると、ピークが来ても、こんなもんだよねって感じになってきます。

 

ここまでくると、立派な1人前です。もう十分に飲食店のバイトに慣れたと言っていいと思います。

 

周りのアルバイトもあなたのことを頼りにしているはずですし、お店にとって貴重な戦力となっているはずです。

 

飲食店のバイトは慣れるまでが勝負

飲食店のアルバイトだけではありませんが、慣れるまでの間は不安でしょうがないと思います。

 

バイトに行くのが億劫になったり、ひどい時には、バイトに行きたくない~なんて思ってしまったり。

 

また、バイトに行く度、すごく疲れたなと感じると思います。この疲れの正体は、バイトで体を動かしてきたわけですから、もちろん肉体疲労もありますが、それよりも精神的な疲労の方が大きいと考えられます。

 

というのは、新人のアルバイトさんの仕事上がり(仕事が終わる)の時に「疲れました?」と聞くと、結構な確率で「疲れました」「仕事よりも精神的に疲れました」という返事が返ってくるからです。

 

ボクもそうでしたが、確かにバイトを始めて何か月か経って慣れてくると、最初のころより疲れなくなっていきます。精神的に楽になってくるんですよね。

 

精神的なものが体に与える影響って大きいんだなって思うと同時に「やっぱり慣れだよなぁ、慣れるまでが勝負だよなぁ」って実感したのを思い出します。

 

最後に確認ですが、「飲食店のバイトに慣れるまでの期間は3か月」というのは、シフトやお店の状況によって大きく変わってきますので、あくまでも目安として考えてもらえたらなと思います。

 

それでは、いいアルバイト先が見つかりますように。

 

 

ファミレス&居酒屋バイトのボクが選んだ求人サイト3選

バイトル

バイト未経験から経験者までおすすめ

「こだわり検索」→「仲間で探す」機能で、

バイトの年齢層

バイトの男女の割合

などの情報がチェックできる


雰囲気や制服も紹介動画でチェックできるなど、バイト選びの参考になる情報が多いので、バイト未経験者から経験者までバイトルがおすすめ

マッハバイト

採用されると、マッハボーナス(5,000円~10,000円)が”必ず”もらえる

マッハボーナス(=お祝い金)の振り込みが早い

勤務開始日(初出勤日)が決まったらマッハボーナスの申請→最短で翌日に振り込まれます


アルバイトを特徴で検索

例)「茶髪・ピアスOKのバイト」「週一日からOKのバイト」「駅チカのバイト」など、他にも豊富な検索条件が魅力


東京・横浜エリアでバイトしたい人、注目!

特に渋谷、新宿、横浜エリアでバイトを探している方は、求人数が多いので要チェックです!

タウンワーク

地方のバイト情報が豊富

地方の求人情報も多い(最大級の求人件数)


「髪型・髪色自由」「ブランクOK」「友達と応募OK」「髭・ネイル・ピアスOK」など、こだわりの条件検索が充実

 

タグ : 

キッチンアルバイトの仕事内容

この記事に関連する記事一覧